こんにちは、2020年から投資を始めた会社員です。
前回の投資結果はこちらから↓
11月の投資結果は掲載しそびれました…そんな月もありますよね。
それでは早速、2024年12月の投資結果を見ていきましょう!
【2024年12月】投資結果発表(内訳)
2024年12月現在の投資結果を発表します!
証券会社 | 名称 | NISA (つみたて+新NISA) | 特定口座 |
SBI証券 | \0 | ¥9,731,107 | |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | \0 | \9,718,108 | |
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | \0 | \12,999 | |
楽天証券 | \5,185,185 | \1,398,464 | |
SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま(全世界株式)) | \264,349 | \561,509 | |
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | \109,543 | \0 | |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | \4,080,842 | \0 | |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | \328,996 | \0 | |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | \297,556 | \0 | |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | \103,899 | \0 | |
日本たばこ産業 | \0 | \837,200 | |
総額 | \5,185,185 | \11,129,571 |
NISAと特定口座、合計して約1,630万円でした。10月が約1,570万円だったので、2ヶ月で60万円増加したようです(その間、トランプ政権誕生時点では何十万か減少した気がしますが)。
たまたま受けた「2025年の金融情勢について」というセミナーがとても面白かったので、一応ここにもメモを残します(それなりの長文です)。
2025年の金融情勢について
1.アメリカ
- 金利:12月に1回下げるが、次下げるのがいつになるか不明(3,6ヶ月後?)。そもそもトランプはインフレ政策を志向しているので、今後下がるかは現時点では不明。米国金利は通常2,5~3,5%が妥当だが、2025年は下がっても3%ぐらいだろう。
- インフレ:原油価格の低下により、10%→4%前後へ。仮にウクライナ戦争が終戦するなら、低インフレへ進んでいくだろう。
- 為替:円とドルは基本的に動きが似通っているが、現在は構造的な円安。どんどん円安になるとまではいかないが、しばらくはドル円130円~150円に落ち着くだろう。
- 購買担当者景気指数:製造業が下がっているのは中国との関係悪化の影響と考えられる。
2.欧州
- 金利:2024年に入ってから下がってきた。景気が良くない(特にドイツ。利下げを希望している。)ので、しばらく下がるだろう。
- インフレ:原油価格の低下により、10%→4%前後へ。コロナ前は低インフレ(日本のデフレ化)だけは避けたいという考えであったため、それに基づいたコロナ禍の金融政策により、コロナ中10%の高インフレになったと言えるだろう。なお、今まで欧米が低インフレだったのはグローバル化されていたからであって、現在分断(反グローバル化)が進んでいるため、高インフレは避けられない。
- 購買担当者景気指数:ドイツが低い。
3.世界情勢
- インフレ:少しずつインフレが落ち着いていくのではないか。先進国全体で2025年には2%になると見込まれる。
- 経済:世界全体で、思ったより経済の見通しは上振れしている。特に米国とインドは予想を上回っている。
4.日本
- 金利:テイラールール(短期政策金利の簡易方式)に基づくと、インフレ率2%のとき、政策金利は1~2,5%程度(1,75%)、インフレ率1.5%のとき、政策金利は0,25~1,75%程度(1,0%)が妥当とされる。それでいうと、現在のインフレ率は4%のなか政策金利は0,5%なので政策金利は相当低い。予想では2年後に2%目標が実現しつつあるので、2025年度末には1%になるかもしれない。なお、通常12月~3月のどこか(よくあるのは1月)で利上げすることが多い。また、マイナス金利のレビューが12月中に公表される予定。将来の政策の足かせにならないよう(マイナス金利=絶対悪にならないよう)、優しめ(バランスをとった)のレビューになると思われる。
- インフレ:人々の予想物価(注目度高い)は、企業の予想:2%超、市場参加者:1%弱(いつも弱気)と、なかなか悪くない結果に。輸入物価の上昇から、ベアが上がり、中小企業も上げざるを得なくなり、内政メカニズム的な物価上昇が発生した。ここから0%に戻るのは、経済危機がまた起こらない限りはないのではないか。しかし、インフレは国際的な影響をかなり受けるため(トランプの一言で揺らぐこともある)この予想は不確実性は大きい。
- 為替:ドルと円の格差はかなり開いている。競争力低下、貿易サービス低下→ドルが必要という流れ。
- GDP:実質・名目どちらもコロナ前を上回る。この上昇について、一概にすべてが円安の影響であるとは言い切れない。全企業において収益は高くなっているのではないか。
- 国際収支:経常貿易サービス(かなりマイナス)を見ると、日本の国際力の低下が見られる。
- 賃金:インフレ率と賃金率が逆転(改善)しつつある。(※賃金率はどこから拾ってくるかでかなり異なる点に注意)
- インバウンド:入国者数を見ると2019年度対比全体で3割増加、羽田空港だけで見ると6割増加している。宿泊者数は東京一極集中。旅行単価は日本人・インバウンドどちらもあがっている。
最近気づいたんですが、経済のセミナーを受けるのが一番楽しいです。田内学さんの本もかなり良かったので、経済の要点をつかみたい人にオススメしておきます。